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ヤ部関西支部“始動”!! 

先に説明を少し、、、


『ヤ部 関西支部』とは、

「島根っ子の自然観察ブログ」の島根っ子さん(今は関西在住)が本家である九州のヤ部の先輩方にそのヤゴに対する情熱と志を認められ関西支部長を任されることになった、関西圏を中心にヤゴの生息状況、既産地・新産地の調査や開拓等を基本楽しみながらもアグレッシブに活動、記録していくことを目的とした同志による集まりです。

今現在同じ関西で活動していたことで知り合った私と島根っ子さんの二人だけ(少数精鋭!!ww)ですが、合同でどこかに調査に行く以外は各自思い思いに活動。メール等で情報を交換したり成果お自慢する(笑)のが基本スタンス。



そして今回は記念すべき第一回ヤ部関西支部合同調査!ついに始動です(^^ヾ

・今回の調査目的

島根っ子さんの知人により関西圏の某所で最近オオサカサナエ幼虫が1頭確認されたらしく、今回はどの程度の個体数がどういった場所にいるのかをガサガサに自信のある?二人がメガネサナエ属幼虫の勉強も兼ねて調べます。(このブログは調査報告ではなく趣味の一環なので産地情報等には期待しないでくださいね・・・)

また、前日の深夜に彼と明日の待ち合わせなどの確認をしてたつもりが二人とも欲張りなもので、結局色々予定を追加し待ち合わせ場所も時間もすべて変更という・・・

更に朝合流後にも行き先追加という、普通なら計画倒れになる暴挙に二人して悪乗り(笑)

朝から晩まで成虫・幼虫三昧の最高の一日となりました(^^)

・追加項目・・・ホンサナエ・ムカシヤンマ・アオヤンマの現状確認。ムカシヤンマの幼虫探し。


~~~~~~~~~~~


まず本題に入る前に自宅の羽化報告を一つ、、、

亜終齢で捕獲したネアカヨシヤンマ幼虫3頭のうちラスト1頭も先日無事羽化しました。

ネアカヨシヤンマ♂テネラル個体
ネアカヨシヤンマ♂テネラル個体
▲羽化途中のネアカヨシヤンマ♂

ネアカヨシヤンマ♂
▲羽化完了から14時間後の複眼の様子

今回は複眼の変化の様子を観察しようと思っていたのですが、複眼がまだ柔らかかったのか私が留守の間に飛んでどこかにぶつけたみたいで少し陥没・・・飛翔自体に問題はないが記録として残す絵図ら的に納得がいかなかったので、羽化完了から14時間後の撮影を最後に翅に識別のマーキングだけして加東市に放ってきました。

中齢個体を少し前に1頭追加捕獲しているので、次回は成虫飼育用にネットを張るなり改善を試みてみます。


~閑話休題~


さて本題!!

本日訪れたのは関西方面各所。姫路からの総移動距離があちこち動いたため500キロ手前まで達してしまい、ネタが多すぎるので細かいことや移動は全て省略。川にアオハダがたくさん飛んでたことすら省きますww

7時に集合しまず訪れ場所では気温がまだ低いためトンボは不活性。ムカシヤンマやサラサヤンマもいるところでしたが、居たのは輻射熱を求め地面に止まるシオヤやオグマサナエ、あと林縁にアサヒナカワぐらいでした。

オグマサナエ♂
▲近づいても逃げないオグマサナエ♂

まぁ目的地はここの更に奥にある池だったので適当に通り過ぎます。

そして到着した池では最初の目的種、(この産地の)時期的には終了ギリギリらしいのですがホンサナエがまだ残っていました。

ホンサナエ♂
▲ホンサナエ老熟♂

写真の個体は翅もボロでやはりシーズンラストの雰囲気。結局確認できたのはこれより少し若い♂2頭を含めた3頭のみと、、来週末までには消えてしまいそうなので恐らくこれが今年のここの終見となりそうです。

散策していると他に、

アサマイチモンジ
▲アサマイチモンジ
シオカラトンボ自然羽化
▲シオカラトンボ自然羽化
オグマサナエ♀
▲オグマサナエ♀

なんかもチラホラ見られ、オグマはオベリスク(腹部挙上)姿勢ではなく太陽に背面が平行になるような、逆に熱を集めやすい姿勢をよくとっていました。二筋型のオグマなんかも見られ朝から好調発進です!

ホンサナエ♂
▲ホンサナエ♂(先ほどとは別個体)


さて次にやってきたのはムカシヤンマが見られる林道。その途中に立ち寄った池ではアオヤンマ♂が少数ですが午前中の摂食飛翔をしていました。

アオヤンマ♂
▲島根っ子さんが捕獲した♂個体

摂食飛翔中は植生の間ではなくその上をフワフワ飛ぶアオヤンマですが、今回は池の岸から摂食場所がやや遠く手持ちのレンズでは望遠端でも小さくしか写らず。近寄ったところを見事に捕獲した島根っ子さんにその個体を見せてもらうとまだ成熟したての♂で、水域に出始めたばかりのようでした。

アオヤンマ♂(摂食飛翔中)
アオヤンマ♂を追うクロギン♂
▲摂食飛翔中のアオヤンマ♂

上の写真2枚目には背後にクロスジギンヤンマ♂が写っており、このあと絡まり合って墜落。クロギンは探雌飛翔をしていたので違う♂が飛来したと勘違いしたのでしょう、、、返り討ちに合って山の方へ逃げていきましたがww


このあと目的の林道でムカシヤンマの♂♀を確認。

ムカシヤンマ♂
▲ムカシヤンマ♂

こちらもアオヤンマ同様出始めた感じで個体数は少なかったですが、去年より1週間早いようなのでこの情報も一つの収穫です。

クロスジギンヤンマ♀
▲摂食していたクロスジギンヤンマ♀
クロギン♀が摂食していた場所
▲クロギン♀が摂食していた場所

また今まで沢山のクロギン♀を見てきましたが今回始めて一箇所に留まり摂食している個体を見ました。♂個体は池の上でよく見かけるものの♀がこうして明るい時間帯に堂々と飛んでるのはかなり新鮮で、最初はクロギン♀とはすぐに判らず。勉強になりました。

ヤマサナエ♀
▲翅胸部前面のL字斑がキイロサナエに似たタイプのヤマサナエ♀


この後また場所移動~今度はムカシヤンマの幼虫を探してみます。

ムカシヤンマ♂
ムカシヤンマ♂
▲♀を待っているムカシヤンマ♂

ムカシヤンマ♂
▲飛翔中

気温が上がってきたため複数の♂が水の滲み出す斜面の近くで静止。かなり人懐っこく島根っ子さんの服によく止まろうとしていました。

ムカシヤンマ幼虫のイメージはおそらく“斜面に穴を掘って棲んでいる”というものだと思いますが、ここの斜面(ほぼ崖)は岩盤でできており到底穴を掘れるものではありません。しかし♂が集まっているということは♀が産卵にやってくる可能性があるということ。
場所によっては畑の畝や土手の斜面なんかでも幼虫が見つかっているので、今回の場合だとどこにいるのか?と成虫を撮影しながら考えていると、

島根っ子さんがまずは羽化殻を発見。

となるとこの辺りを探せば見つかる可能性が高いため、穴が掘れそうな斜面の下に溜まった泥を上に少し積もった落ち葉をのけながら探してみると、、、

ムカシヤンマ幼虫
ムカシヤンマ幼虫
ムカシヤンマ幼虫
ムカシヤンマ幼虫
▲ムカシヤンマ幼虫

島根っ子さんが1頭見つけたのを皮切りにぞくぞくと出土!(笑)

落ち葉を除けると明らかに怪しい穴が斜めに開いており、どの個体も見える位置でじっとしています。刺激しても奥へ逃げることもなく。

また若齢個体は穴ではなく少し窪んだ場所に潜んでいるかたちでした(ムカシヤンマ幼虫の一番下の写真)。苔の裏に潜んでいるという説も若齢はまだ本格的に穴を掘らないようなので、結果そういった場所に潜んでいるのだと今日見た感じでは思いました。

ムカシヤンマ幼虫と羽化殻
▲ムカシヤンマ幼虫の齢期違いと羽化殻

記録用に一度穴から出てきて頂いて撮影。探せば確実にまだまだ見つかりますが幼虫の生息場所を勉強するのが目的だったので後はそっとしておきます。飼育用に2頭持ち帰りますが・・・羽化は来年と3年後(^^;)先は長いです、、、


下山途中にコヤマトンボの未成熟♀が摂食していたりもしました。

コヤマトンボ未成熟♀
▲コヤマトンボ未成熟♀


そしてやっと今回のメイン目的!(笑)

朝一からホンサナエを見たことすら忘れてしまう濃い内容でここまできましたが、あくまでもそれはオマケ。オオサカサナエ幼虫を求めてとある川へ突入!!


アオハダ♂♀やアオサナエ♂を横目にポイントを探して20分ほどガサ入れしていると、明らかにヤゴが溜まりそうな一画を発見。そしてその場所で網を入れること僅か2回・・・網の中で動く緑っぽい物体を見て思わずニヤけてしまったのはしょうがないはずww

オオサカサナエ幼虫

オオサカサナエ幼虫を無事確認することができました(>_<)♪

手分けしてガサってた島根っ子さんと合流し、その周辺や似た底質の場所を中心にじっくり探してみたところ結果はこんな感じに、、、
 
オオサカサナエ等、、、
▲確認した個体の一部

オオサカサナエ:17
ミヤマサナエ:多数
ホンサナエ:多数
アオサナエ:多数
オナガサナエ:多数
オジロサナエ:少数
キイロサナエ:多数
ヤマサナエ:多数
ダビドサナエ:少数
タベサナエ:1
コオニヤンマ:少数
ハグロトンボ:多数
キイロヤマトンボ:少数
コヤマトンボ:少数
ネキトンボ:1
シオカラトンボ:少数
コフキトンボ:少数

捕れない確率の方が高く、2,3頭入ってくれたら御の字と高をくくっていましたが結果そこそこの個体数のオオサカサナエ幼虫を確認することができ、幼虫の潜むポイントも大体把握することができました。感じからすると流域全体では意外と個体数が多い気もするのでまた場所を変えてガサってみるのも面白いかも。

これを足掛けに次回の調査は同属のメガネサナエを探しに行けたらと思っています。



おまけ、、

ミヤマサナエ終齢幼虫の複眼
▲ミヤマサナエ終齢幼虫の翡翠色の複眼

ミヤマサナエ終齢も今回私の目的種だったのですが・・・泥の中に棲んでいながらキイロサナエやヤマサナエとは違い、泥を一切体表に被ることなく透き通った色で這い出て来るオオサカサナエのインパクトが強すぎて完全に脇役に(苦笑)

ただ見かけによらずオオサカサナエ幼虫は攻撃的でかなり噛み付いてきますのでご注意を、、、

[edit]

« ムカシトンボの産卵  |  ~アオヤンマ飼育♂個体羽化 »

この記事に対するコメント

おめでとうございます!(^^)!

Takaさん

「ヤ部関西支部長」就任おめでとうございます。

何にせよ今までの成果が認定されるということは素晴らしいことですよ(^。^)

やはりまとまったデータを揃えるためにはどうしてもある程度の広域調査は必須になりますよね。

お二人でも近畿から中国地方でしょ? かなり広域ですよ。

こちらも私ともう一人で「ヤ部伊豆支部」と言いたいのですが・・(^_^;)

何せ二人ともこの界隈から遠出ができない、という制約つきなので・・。


ムカシヤンマ、幼虫・成虫とも写真でしか見たことがありませんが・・

幼虫はサラサヤンマをより一層頑丈にした感じですね・・というかサラサヤンマとムカシトンボを合体させたような・・・(゜_゜)

サラサヤンマもヤンマ科では原始的なタイプだと思うので形態・生態とも共通する部分はあるでしょうね。

オオサカサナエ幼虫、体色は脱皮直後、というわけでもなさそうですが随分透明感がありますね(゜_゜)

今後のご活躍期待しています(^-^)


私の方もクロギン孵化(羽化じゃないですよ)の様子を送らせていただきましたのでご覧いただければ幸いです。

Yacchan #cINthRVA | URL | 2012/05/31 09:00 * edit *

オオサカサナエのヤゴを採った時のTakaさんの勝ち誇ったニヤけ顔が忘れられません…(笑)

島根っ子 #USldnCAg | URL | 2012/05/31 22:48 * edit *

Re: おめでとうございます!(^^)!

Yacchanさん先ほどメール確認させていただきました。そちらについてはまたメールの方に書かして頂きます。

また「支部長」は島根っ子さんで私はあくまでもいち部員なので・・・彼の行動力と熱意には同世代ながらほんとに尊敬できます。

ただ島根っ子さん、、、

オオサカ幼虫が入り辛くなった後に涼しい顔で終齢ゲットしよった時の顔は私とどっこいどっこいのニヤケ顔でしたよ(笑)

二人して始終頬が緩みっぱなしだった気もするが・・・


ムカシヤンマのヤゴは流石穴掘って半陸生しているだけのことはありゴツかったです。ヤンマ科がスポーツカーでトンボ科が乗用車なら、ヤツ等はまさに重機!!飼育二日目に1頭脱皮しましたが脱皮殻すら普通の羽化殻に近い分厚さでした。

対してオオサカサナエは流麗なフォルムも感動しましたが体内が透けて見えるほどの透明感溢れる体色。比較的浅い所にいるヤマサナエやキイロサナエは擬態のためか体表に泥が着きやすいつくりになっていますが、深海系のウチワやオオサカは周りが暗いためその必要はあまり無し、、、

ジェット噴射でかなり泳ぎ回るため、水流を阻害しない方へと進化してきたんでしょうね。


期待に沿えるよう今後も地道に活動していきたいと思います(^^)

Taka #- | URL | 2012/06/01 07:25 * edit *

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