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兵庫県版レッドリスト2012(昆虫類)によるトンボ目の変更点 

友人から兵庫県版のレッドリスト2012(昆虫類)が発表されていると聞き早速確認。変更点も多かったので再確認も兼ねて現在の兵庫県のトンボ目のランク付けを原文も多々引用しながら(苦笑)まとめてみました。


まず「選定基準」として、

○人為性(人為により大きな影響を受けている)
  ・ 個体数激減…個体数が近年激減している
  ・ 生息環境激変…生息環境が激変、失われている
○生息環境の特殊性(生息基盤の脆弱性)
  ・ 特殊生息環境…わずかの面積しかない環境又は開発による影響を受けやすい環境など、特殊な生息環境を必要とする
○学術性
  ・ 分布が極限…分布域が極限されている
  ・ 分布の限界…南限、北限など生息地が分布の限界になっている
  ・ 希少…個体数が極めて少ない

が設定されており、集まったデータからそれらに応じて、兵庫県では環境省のRDカテゴリーとは表記の異なるA,B,Cランク+αを用いてその危惧レベルを表しています。


詳細は以下の通り。


<絶滅>:県内での確認記録、標本があるなど、かつては生息していたと考えられるが、現在は見られなくなり、生息の可能性がないと考えられる種。

<Aランク>:環境庁版RDBの絶滅危惧Ⅰ類(CR+EN)に相当。県内において、絶滅の危機に瀕している種。緊急かつ厳重な保全対策が必要な種。
  
<Bランク>:環境省RDBの絶滅危惧Ⅱ類(VU)に相当。県内において絶滅の危機が増大している種など、極力生息環境、自生地などの保全が必要な種。

<Cランク>:環境省RDBの準絶滅危惧(NT)に相当。県内において存続基盤が脆弱な種。

<要注目種>:最近減少が著しい種、優れた自然環境の指標となる種などの貴重種に準ずる種。

<地域限定貴重種>:県全域で見ると貴重とはいえないが、県内の特定の地域においてはA、B、C、要注目のいずれかのランクに該当する程度の貴重性を有する種であるとともに、「学術的に特に貴重とみなされる個体群」、「生物地理学的に重要な意味を持つ個体群」、「保全上重要な単位とみなされる個体群」として識別される種。

<要調査種>:環境省RDBの情報不足(DD)に相当。本県での生息の実態がほとんどわからないことなどにより、現在の知見では貴重性の評価ができないが、今後の調査によっては貴重種となる可能性のある種。



そして今回の変更点は、

【新たに追加】

・タカネトンボ:要注目
・アキアカネ:要注目

【ランクから削除】

・オジロサナエ:地域限定貴重種を解除
(地域限定種とされていたが、全県的に見ると絶滅の危機はないと判断)

【ランク変更】

・モートンイトトンボ:B→A
・オオイトトンボ:C→B
・コバネアオイトトンボ:B→A
・ナゴヤサナエ:B→A
・ホンサナエ:B→A
・キイロサナエ:C→B
・アオヤンマ:要注目→C
・ネアカヨシヤンマ:C→B
・カトリヤンマ:要調査→C
・ハネビロエゾトンボ:C→B
・ヨツボシトンボ:地域限定貴重種→要注目
・ハッチョウトンボ:C→B

が変わりました。

特にネアカが今までCランクだったのには疑問だったのでやっと納得。ずっと情報不足だったカトリも今回Cランクに、他も実際にトンボを追いかけてる身としては実感できる評価ですね。


ただ公表されている生息分布の記録を見ると、

新温泉町のヨツボシトンボ・姫路市のエゾトンボなど以前私が何気なく確認しただけのものが実は分布記録では生息地に入ってなかったりと、FW(フィールドワーク)重視のアマ研としてあるまじき失態・・・今後正確な分布の把握と適切でマメな記録に心がけたいと思います。


最後に変化なしの種も含め一覧で、、、

~Aランク~
モートンイトトンボ/ヒヌマイトトンボ/ベニイトトンボ/コバネアオイトトンボ/アオハダトンボ/ナゴヤサナエ/ホンサナエ/ヒラサナエ/キイロヤマトンボ/ベッコウトンボ/マダラナニワトンボ

~Bランク~
オオイトトンボ/グンバイトンボ/ムカシヤンマ/キイロサナエ/ヒメサナエ/サラサヤンマ/ネアカヨシヤンマ/ハネビロエゾトンボ/ハッチョウトンボ/オオキトンボ

~Cランク~
ミヤマサナエ/アオサナエ/コサナエ/アオヤンマ/カトリヤンマ/ルリボシヤンマ/エゾトンボ/ミヤマアカネ/ナニワトンボ

~要注目~
ムスジイトトンボ/ムカシトンボ/タカネトンボ/ヨツボシトンボ/アキアカネ/ヒメアカネ

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この記事に対するコメント

私も気になって・・。

Takaさん、おはようございます。

私も気になって、静岡県と神奈川県(伊豆の生物相はむしろ南関東といってよいので)のレッドリストデータを調べてみました。

神奈川県版はまだ2006年のものしかなかったのでそれを参考にすることに・・。

トンボ類では、やっぱりオオイトトンボは両県でAランク(絶滅危惧ⅠA類)でした・・(どおりで見つからないはずだよ(T_T)・・)

キイロヤマトンボも静岡県ではAランクでした・・・わりといそうな気がしてたんですけどね・・w w

サラサ・ネアカも神奈川でⅠA類、アオヤンに至っては神奈川では絶滅になっていました・・トラフやハネビロエゾも・・(>_<)

他にアオハダが静岡版ではNT・神奈川版ではVU。

カトリは神奈川ではNT指定。でもこちらではポツンポツンと見つかるんですけどね(苦笑)。

Yacchan #cINthRVA | URL | 2012/04/21 09:02 * edit *

Re: 私も気になって・・。

Yacchanさん、こんにちは。

そちらではアオヤン・トラフ・ハネビロエゾって絶滅扱いなんですか・・・(・・;)

トラフなんてそこそこ移動力もあり幅広く止水域で見かけるのでいったい何が原因だったのか、、


オオイトとネアカ、サラサに関しては、この3種はこちらの感じでは生息環境に共通点も多く混生することも珍しくないので、おそらく彼らの好む環境自体が無くなっているんでしょうね…ネアカとサラサが見れなくなるとか考えられませんよ(>_<)


今回兵庫でも蝶が一種、オオウラギンヒョウモンが絶滅扱いに変わり悲しい限りですが、他の昆虫も含め特にトンボ目が該当してしまわないように何らかのかたちで協力していきたいと願います。

Taka #- | URL | 2012/04/21 23:50 * edit *

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